不動産豆知識 建物用語集

2×4工法
日本での正式名称は枠組壁工法と言います。北米の木造建築の伝統
的な工法で、躯体を構成する部材として2インチ×4インチ断面の角材が多く使われます。施工が簡単で、工期も比較的短いが、「面」つまり壁で支える工法なので、軸組工法に比べて設計上、壁の位置や量に制約ができます。2インチ×6インチ断面の角材を使用した工法をツーバイシックス(2×6)と言われる。
定期借地権付き住宅
主に、一定の期間つきの借地に建築した分譲住宅のこと。(一般定期借地権)
土地を所有する場合より、低く住宅が購入出来ることが多い。契約期間は50年が一般的で、契約時に保証金を支払い契約期間中には地代を土地の所有者に支払う。
契約終了後、更地にして返還する義務がある。
外断熱工法
従来、基本構造部分に閉じ込められていた断熱材を、外側に出して、壁を覆う工法。従来の内断熱工法では、壁の内側にたまった湿気が基本構造部分の結露を招いたりしていた。近年では、構造部分の空気の温度や湿度を室内と同じにすることでこれに対応する外断熱工法が広まっている。
耐震補強
近年叫ばれている耐震性を上げ、崩壊等を防止するために構造などを補強すること。最近注目されているのは、基礎や柱を固定する補強用の金物。金物は躯体の外側に取り付けるだけでよく、費用も比較的安価なため、耐震補強工事の主流になりつつある。柱が土台や基礎から引き抜かれるのを抑えるホールダウン金物などが一般的です。
サスティナブル建築
サスティナブルとは、維持という意味を持っています。サスティナブル建築とは、地球環境や人への負荷を考慮し、長寿命化して、環境を出来る限り維持できることを考えて建築計画をされたものをさします。物件を建築するにはある程度の資源・エネルギーが消費されます。住居中のも、冷暖房等のエネルギーが使用されますが、その使用するエネルギーを極力抑え、環境に対する負荷を減らそうとする考え方が、建築にも広まったもの。資源やリサイクル、省エネルギー等の面やメンテナンス・耐久性などの面から近年大変注目が集まっている。